「目バテ」対処法

◆目薬・・・自分にあったものをさす 防腐剤なしがおすすめ

大島由莉院長:
ドライアイには、きちんと自分に合っている目薬をさすのがとても大事になってきます。
今市販でもたくさんいい目薬が出ていますので、例えば自分はちょっと刺激があった方がすっきりするとかであれば、使っていただいていいと思います。
いっぱいさしたい方は、刺激になって目を傷つける原因になりますので、その場合は防腐剤の入ってないものを使っていただくのが目に優しく潤いも与えられると思います。

恵俊彰:
僕はそうとうさしてます。ちょっと勝負して2500円前後のものを使ってます。
この3年ぐらいやってるんですよ、毎朝。昼間も夜も。そうすると全然変わってきました。

◆目を温める・・・ホットアイマスクがおすすめ 血行を良くして疲れをとる

大島由莉院長:
市販で売っているホットアイマスクがすごく便利なので、それを使って目を休ませるだけでもリラックス効果と眼精疲労の回復につながります。温めるだけで涙の潤いも出てくるので、一石三鳥で使っていただければと思います。
寝る前や、目を使って疲れた後のお昼休みにやっていただいてもいいですね。
大体10分が目安です。

◆サングラスをかける

大島由莉院長:
今は日差しが強いので外出には必須です。
日差しは目にいいことは何もないんですよ。

夏は太陽が上にありますが、秋から冬にかけて太陽の位置が低くなるので、目が紫外線を浴びやすくなります。

大島由莉院長:
「涼しくなったからもうしなくていい」ではなくて、直射日光が入るんだったらサングラスで予防するのがいいと思います。

“目を守る” 増えるサングラス着用

サングラスや保護眼鏡の着用を導入しているところが増えています。

警視庁SPや機動隊員は2024年8月からサングラスの着用を開始。
紫外線による目の健康被害の予防だけでなく、太陽光の乱反射による任務中の事故防止にもなります。

東急電鉄も全路線の運転手などの保護メガネの着用を1月に開始し、視認性向上での安全確保や運転中の疲労とストレスの軽減を目指しています。

さらにさいたま市の少年野球チーム「浦和Lovers Jr.」では、選手全員がサングラスを着用。
「かけているとボールも見やすいし取りやすい」と話しているそうです。

恵俊彰:
子どもたちを守らなくちゃね。何となくどこかにまだ「サングラスはかっこつけてる」みたいなのがなんかあるじゃないですか。もうそういう意識はなくした方がいいですね。