幼い頃からの夢を叶えるため、新潟県三条市に移住したひとりの男性に密着しました。大好きな「ものづくり」と「釣り」を活かした、その仕事とは―
「こんにちは。よろしくお願いします」
三条市に暮らす桜井貴史(たかふみ)さん(33)が手にしているのは、釣りの疑似餌・ルアーです。
桜井貴史さん
「この川だとイワナ・ヤマメがかかります。針一本なんで、魚に余計な傷もつかない。遊びなんですけど、せめて最小限に抑えられるように」
桜井さんは、ルアーをオリジナルでつくる『ルアービルダー』なんです。
その出来栄えを確認するため、週に一度の試し釣りが欠かせません。
桜井さんの妻・遥香さん(30)
「お!ヤマメ!かわいいサイズ、いいね~」
ルアービルダー・桜井貴史さん
「好奇心があるわけなんですよね、魚にも。魚がどこを食ってくるかというのがあるので、かかりやすいところに針をつける」
