アワビは”絶滅危惧種”に

浪口さんの父親は七ツ釜でアワビを取る潜水漁を行っていた海士で、かつては「市長よりも稼ぐ」と言われていたそうです。

ただ、ここ10年ほどで海藻が激減し、海藻を食べるアワビは絶滅危惧種と呼ばれる状態になっています。

海藻が消えた海ダイバーには・・・

一方、海藻が消えたことで柱状節理がはっきり見えるようになり、ダイバーを楽しませています。

海の変化は海藻が消えたことだけではありません。

カメラで捉えたクマノミの越冬

RKB 今林隆史記者「イソギンチャクの間から姿を見せたのは熱帯魚のクマノミです。いたるところでその姿を見ることができます」

2004年
2016年

JNNは20年にわたり玄界灘の水中を取材。熱帯魚の一種クマノミが姿を見せるようになりやがて越冬し世代交代していく様子を撮影してきました。

海の変化について浪口さんは…

唐津マリンスポーツクラブ 浪口志郎さん「南方系の色合いといいますかね、海の中が。ソフトコーラルがいっぱいになったり、今まであまり見なかったアラがたくさん見れたりしていますね」