「色のついた赤い魚が多くなった」

福岡の魚市場でもクエやその仲間のハタ科の水揚げが年々増えているということです。

福岡魚市場 貞兼清治さん「ここ数年本当多くなりましたね。こういうものが、色のついた赤い魚が多くなりました。クエの小さいのにしてもキジハタの小さいのにしてもアカハタの小さいのにしても、鮮度のいいやつ、サイズのあったやつは台湾に輸出しています」

玄界灘を含む東シナ海北部の海面水温はこの100年で年平均1.31℃上昇。

日本近海の平均を上回る水温の上昇によって漁業、そして海との付き合い方は大きく変わっています。