党首討論 石破総理 “裏金議員”当選したら「公認ある」

解散に先立ち行われた党首討論でも、裏金事件への対応が厳しく問われました。

立憲民主党 野田佳彦代表
「いわゆる裏金議員、結局12人が非公認ということになりました。『相当程度非公認』と総理はおっしゃっていたと思います。『相当程度非公認』なんでしょうか?公認される人は30人を超えるんじゃないですか?正確な日本語で言うと『相当程度が公認』じゃないですか?もっと正確に言うと『大半が公認』じゃないですか?」

石破総理
「裏金っていうのは、私は決めつけだと思っています。不記載ということであって。大変つらい決断ではございましたが、公認しないという方を出しました。それが少ないとおっしゃいますけれども、それがどれほど厳しいものであるか、それぞれの人にとって、どれほどつらいものか、よくよく判断をした上のことでございます。最終的な判断は主権者たる国民の皆様方にお任せをいたします。しかし、私はこれが甘いとかいい加減だとか、そのようなことを一切考えておりません」

立憲民主党 野田代表
「非公認で立候補された場合、当選しますよね。追加公認されるんですか?」

石破総理
「全ての国民の代表者としてふさわしいと主権者たる国民の皆様方がご判断をされた場合には、それは公認するということはございます」

立憲民主党 野田代表
「早く総選挙をやって、みそぎを終わらせて、早く要職につけようというお考えだと私は思いました」

派閥による裏金作りがいつから始まり、何に使われたのかなど、明らかになっていないことは多くあります。

野田代表は再調査を行うよう迫りました。

立憲民主党 野田代表
「何度も何度も新しい事実が出てきたら再調査するとあなたは言っています。再調査すべきじゃないですか」

石破総理
「これから先、再調査ということも全く否定をするものではございません」

立憲民主党 野田代表
「再調査もしないでうやむやにして、早く解散をすると。裏金隠し解散じゃありませんか」