政策活動費について「使いみちには心して臨みたい」
続いて質問に立った日本維新の会の馬場代表は…

日本維新の会 馬場伸幸代表
「総理は総裁選の前・最中には、すぐに解散はやらないとおっしゃった。自分が総理になれば予算委員会を開いて、この日本の国内外の大きな課題を議論したいとおっしゃった。それはどこかにいってしまった。政策もそうですよ」
石破総理
「私どもは独裁政党ではございません。総裁が代表はこうだから、それがそのまま政策になるわけではございません」
国民民主党の玉木代表がただしたのは、政党から各議員に支給され、使い道を公開する義務がない「政策活動費」についてです。

国民民主党 玉木雄一郎代表
「この選挙に関して、1円も政策活動費は使わないと明言してください」
石破総理
「適法な範囲内において、現在許されております政策活動費を使うということは、可能性として否定はいたしません」
国民民主党 玉木代表
「これだけのことを自民党は起こしておいて、政治の透明性や資金の透明性や、政治の公平性ということが問われる中で、自民党は公開義務のかかっていない何十億と言われるお金を使って、間もなく始まる選挙を戦うんですか」

石破総理
「自民党は何でもやるのかというような指弾を浴びることがないよう、私自身、お金の使いみちには心して臨みたいと思っております」
共産党の田村委員長は、賃上げに向けて中小企業への支援が必要だと訴えました。

共産党 田村智子委員長
「これだけの物価高ですから、政治の責任でどうやって賃上げを進めるのか。中小企業への直接の支援。ここがカギだ、必要だ、不可欠だと思いますがどうでしょうか」

石破総理
「私どもは全体主義国家ではございませんので、社会主義国家ではございませんので、政府が主導して、そこに直接お金を払うやり方が必ずしも正しいと私は思っておりません」
衆議院選挙は15日公示、27日投開票です。