“裏金議員”非公認の線引きは?

異例の早期解散に踏み切った石破総理。

9日夜、会見でこう強調しました。

石破総理
「この解散は『日本創生解散』。日本の社会の在り方を根本から変えていく。そのための取り組みに対して国民のご信任を賜りたい。勝敗ラインは自民党・公明党で過半数を目指したい」

9日から事実上スタートする選挙戦。

自民党は西村元経産大臣や萩生田元政調会長など、重い処分を受けたいわゆる裏金議員6人を非公認とする方針でしたが、このリストに新たに6人を追加しました。

【重い処分を受けた裏金議員】
100万円不記載 西村康稔氏
476万円不記載 下村博文氏
1019万円不記載 高木毅氏
2728万円不記載 萩生田光一氏
1817万円不記載 平沢勝栄氏
2954万円不記載  三ッ林裕巳氏

【非公認に新たに6人追加】
1860万円不記載 中根一幸氏
1289万円不記載 菅家一郎氏
1240万円不記載 小田原潔氏
564万円不記載 細田健一氏
220万円不記載 今村洋史氏
84万円不記載 越智隆雄氏

【非公認】安倍派・564万円不記載 細田健一氏
「朝、報道で知ったんですけども相当びっくりしたのが正直なところ」

Q.党から非公認に関して何の連絡もない?
「ないですね」

Q.解散当日の決定のタイミングは?
「正直勘弁してほしいと思いますね。正直いい加減にしろという気持ちはありますけど」

Q.ポスターも準備していた?
「当然です」

【非公認】安倍派・1240万円不記載 小田原潔氏
「記者から『ひどいですね』とショートメールが来て『何ですか?』と聞き直して、そういうことかと気付いた。その1時間後、幹部からお電話で通知を受けました。(幹部からは)自分の人間関係で選挙応援を頼む場合はよしなにやって聞かなかったことにすると。(非公認の)理由は説明は受けていません

裏金議員はほかにもいますが、どこで線引きされたのでしょうか。

石破総理
「党においていかなる処分受けたか、どのような金額であったか、選挙区においてどれだけ信任いただいているか、総合的に判断をした」