高い知名度を誇る昭和の町も岐路に立っています。年間およそ40万人訪れていた観光客がコロナ禍の影響で減少。去年は26万人に留まっています。
ボンネットバスの名物ガイド・西佐知子さんは、商標登録をきっかけに以前のようなにぎわいが戻ることを期待しています。

西佐さん:
「ここに来ればバスがあって、ついでに私もいるって思って会いに来てくれたら、うれしいです」
また、商店街では若い世代が中心となって「昭和の夜台市(やたいいち)」を毎月最終土曜日に開催。さらに、来年は昭和元年から数えて100年目。これに向けて市は、商標登録を活かした観光ツアーや商品開発に取り組み、誘客につなげたい考えです。

豊後高田市商工観光課 河野真一課長:
「元祖昭和の町と言っている豊後高田ですので、今回の商標登録を受けて、来年は国内外から大勢の人に来て楽しんでもらいたい」
商店街が生まれ変わって23年。懐かしい昭和の時代を楽めるまちは、令和の今も新たなまちづくりを模索しています。