母と息子、介護でけんかも…
時には、父の介護を巡り幸子さんと村上監督が口論になる場面も。
映画より
村上浩康監督:
「だからそういう風にお母さんが決めつける事じゃないじゃない。売ってるんだから医療用の」
母 幸子さん:
「だって口開かないから」
村上浩康監督:
「飲んでむせるから、むせないようにとろみつけろって言ってるだけ。いつもそうやって拒否するからおかしなことになるんじゃない」
母 幸子さん:
「おかしくならないさ」

身内にしか記録できない日常の姿。母・幸子さんの飾らない言動がありのままに描かれています。

映画より
母 幸子さん:
「(お父さんと)喧嘩して1年くらい口きかないことあった」
村上浩康監督:
「1年!?」
母 幸子さん:
「鷺ケ森のおばあちゃんとか八木山のおばあちゃんきたときは、口きいてたけど、あとは口きかないの」