「老々介護」日々の現実

映画は、仙台市泉区南光台を舞台に、息子として、そして映画監督として親の姿を見つめた40日あまりの「看取り」の記録です。

映画より
母 幸子さん:
「お父さん大根、おつゆの大根」「(お風呂)気持ちいいでしょ。お父さん、よかったね。涙が出る」「握手しておやすみ。きょうも一日がんばりました」

訪問看護やホームヘルパーの助けを借りながら介護を続ける幸子さん。夫婦の日常には、「老々介護」といった高齢者を取り巻く社会問題も描かれています。

映画より(母 幸子さんが不整脈に)
村上浩康監督:
「大丈夫?お母さん」
母 幸子さん:
「すごい心臓速いの」
村上浩康監督:
「ほんと?救急車よぶかな?」