就任したばかりの与野党のトップが被災地で火花を散らします。

能登豪雨の発生から2週間となった5日、自民党の石破茂総理と立憲民主党の野田佳彦代表が相次いで石川県入りし、輪島市や珠洲市の現状を視察しました。

総理就任後、初めての地方視察として能登の被災地を訪れた石破総理。地震と水害の二重被災に苦しむ住民から課題を聞き取りました。

床上浸水の被害を受けた輪島市宅田町の仮設住宅。漁業をなりわいとする住民らから、港の状況などについて説明を受けます。

石破総理「大雨で港はどうなりました?港への直接の被害は?」

海女「土砂や流木が入ったくらいですかね」
住民「(水害で)揃えた物も全部だめになったので、この後の生活がちょっと心配というか、心が折れてしまった」