ずさんな施工も
さらに、気を付けなければいけないのが「ずさんな施工」です。
(宮崎中央瓦組合 湯浅晃生理事長)
「白く見えるじゃないですか、屋根が。あれは、全部、悪質業者が付けたシリコンです。これの使い方が悪いと、修理するときも困るんですよ」

こちらの屋根は今回の台風による修理ではないものの、悪質な業者や経験の浅い業者による施工だといいます。
瓦施工のガイドラインでは、補強の金具や芯材を取り付けてから、防水テープを貼って、初めて瓦を取り付けることになっていますが、これはシーリング材で補強しただけ。
これだと、地震や台風で瓦が落ちるリスクが高まります。

「高額請求」に「ずさんな施工」・・・被災地を狙う悪質業者に注意が必要です。
被災者の「早く直したい」という気持ちにつけこんで高い料金を請求したり、ずさんな施行をしたりと、気を付けたいものです。