能登半島地震を始め大規模な災害が全国で発生するなか、青森県民の防災意識を高めるために県は、11月15日に県下一斉で訓練を行うと発表しました。訓練は、大津波警報の発表が想定されています。

宮下宗一郎知事は1日に会見を開き、11月5日~24日までを「あおもり防災チャレンジ」として、職場や家庭などで訓練の実施を呼びかけると発表しました。

このなかで、とくに11月15日に一定の場所に集まらずに参加者が自由な場所で行う「シェイクアウト訓練」への参加を呼びかけています。

訓練は「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震」が発生し、大津波警報が発表されたという想定で行われ、午前9時に県内各自治体から「防災行政無線」や「緊急通報メール」などが一斉に配信される予定です。

青森県 宮下宗一郎 知事
「各地で災害が起こったときとか、自分が被災した時にしか考える機会がない。ただ本当に災害に対して一番大切なことは、どう備えるかということです」

県は、専用のホームページを立ち上げ、参加者にはチャレンジ宣言の登録を呼びかけています。