2018年4月に密売人に電話注文が入る… 値段は「10万~12万くらい」配達先は「田辺と聞いた」

法廷での供述によれば証人の男性は、2018年1月頃からインターネット上で、“密売人仲間”の男性とともに、「アイス」「氷」といった覚醒剤の隠語を使い、金額や電話番号を載せて購入希望を募っていたという。覚醒剤の仕入れは仲間がするケースもあれば、男性がするケースもあった。
検「覚醒剤を(購入希望者に)配達したことはありますか?」
売「あります。和歌山とか」
検「和歌山に配達したのは何回?」
売「1回」
検「いつ頃?」
売「(平成)30年(2018年)の4月頃」
検「(証拠によれば)平成30年の4月7日に行っているが、記憶と合う?」
売「はい」
検「注文は誰に入った?」
売「○○(筆者注:密売人仲間)に」
検「どういうふうに注文が入った?」
売「電話で」
検「量とかは?」
売「確か4か5」
検「グラムということですか?」
売「はい」
検「代金は?」
売「10万から12万くらい」
検「和歌山のどこかは聞いていない?」
売「田辺と聞いた」
検「どうやって行くことにしましたか?」
売「車で」
検「時間帯は覚えている?」
売「たぶん(夜の)7時か8時くらい」