須藤被告と“密売人仲間”の携帯電話に『通話履歴』 証人「『旦那さんには知られないようにしている』と話していた」

そして検察側が請求した証拠によれば、次のことが確認されている。
▽同じ日の午後7時すぎ、“密売人仲間”の当時の携帯電話と、被告が当時使用していた携帯電話との間に通話履歴あり
▽同じ日の午後11時半すぎ、男性らが車を停めた場所から極めて近いコンビニのATMで、須藤被告が自身の口座から約10万円を引き出した
▽日付が変わった翌日午前0時すぎにも、“密売人仲間”の当時の携帯電話と、被告が当時使用していた携帯電話との間に通話履歴あり
こうした証拠と、男性の供述をつなぎあわせ、“覚醒剤を受け取った女性は須藤被告だった”と検察側は主張しているわけだ。
検「客と会ってどうした?」
売「(覚醒剤の入った封筒を)渡して、少し言葉を交わした……いや、お金をもらって渡した」
「(客は)『旦那さんには知られないようにしている』と話していた」
そして客の女性は、近くにあるスーパーマーケットの方向に歩いて去っていったという…。