高市氏、小林氏 党役員打診を固辞のワケ

山内キャスター:
求心力という意味では人事で気になる点もありました。ともに総裁選を戦った高市早苗氏は総務会長を打診されましたが固辞。小林鷹之氏も広報本部長を打診されましたが固辞したということです。
これについて星浩氏は「石破新体制には協力しないという意思表示。次の総裁の座を虎視眈々と狙っている」のではないかと分析しています。
井上キャスター:
30日は党役員人事で、10月1日に組閣が行われます。情報は出てきていますが、結局、おじさんばっかりだなという印象です。年配の男性が意思決定を続ける国に未来はないと個人的に感じていて、もう少し女性や男性でも若い世代を起用することはできないのでしょうか。
岩田 政治部長:
当然、野党側からもそういう追及、批判が出てくると思います。高市氏や小林氏といった一緒に戦った人たちが重要なポジションに入らないということで、岸田氏が総裁を辞める時に「ドリームチームを新しく作ってほしい」と言っていたわけですが、そういうチームにはならなさそうです。
ですから、自分が倒れたらいつとって代わられるかわからないという中で、いろいろ言われるかもしれませんが、石破氏としては早く解散して、早く選挙をして少しでも勝ちたいというところなのだろうと思います。
ホランキャスター:
(役員人事で)協力すると、次の総裁選挙の際などに不都合があるのですか?
岩田 政治部長:
そういうことはありませんが、石破氏に何か問題があったときに、近くにいた人よりもちょっと距離のあったところからの方が交代しやすくなる可能性はあります。
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<プロフィール>
岩田夏弥
TBS報道局政治部長 元官邸キャップ
小渕総理以来、主に政治取材を担当
宋美玄さん
産婦人科医 2児の母 女性の健康などのテーマを発信

















