台風14号「プラサン」が日本列島に向けて、向きを変える見通しになりました。
台風が急に進路を東に変えたようにみえますが、実は少し違います。

台風は当初、20日(金)に熱帯低気圧に変わったあと、秋雨前線と合流して、温帯低気圧になり、東へ進んで日本列島に流れ込んでくる予想でした。
その場合は、予報円は描かれません。
ただ、台風としての寿命が延びて21日(土)に黄海まで進んだあと、温帯低気圧に変わる予想になり、予報円が延長されました。なので、急に東に進路を変えたように見えたかと思いますが、「前線の活動を活発化させる台風」としての意味合いは同じで、この3連休は、雨・風などへの警戒が必要です。