「まちの保健室」オープン

9月14日。

警固交番の隣にある市の「安全安心センター」で「まちの保健室」が初日を迎えました。

最初にやってきたのは中学生3人です。

中学3年生「中1で親がコロナになって濃厚接触者になって入学式行けなくて、行くタイミング失って別の日行ったんですけど、その日感情爆発しちゃって、パタンって行かなくなりました。」

中学3年生「親って今の時代のこと分かってくれないじゃないですか。共感がない。全部に対して親の過去からのアドバイス。こっちアドバイス求めてない」

初日は3組が相談に訪れました。

そのうち1組は1か月前のデモンストレーションで、相談に訪れた高校生と中学生の3人です。

Qこの1か月はどうでした?どんな感じの1か月だったかな

高校1年生「ハード…体育祭の練習、もう終わりました。」

中学3年生「前来た時に、またあるんで来てくださいって言われて。大人と喋ることがないから話しかけてくれるのがありがたい」

大西さんたちは今後も毎月第2土曜日の夜にこの取り組みを続けていく予定です。

筑紫女学園大学 大西良准教授(45)「いつも来なくても、あそこに行ったらこういう風に話を聞いてくれる人がいるって、そんな思いだけでも持ってくれたら嬉しいなと思っています」

若者が安心して集まれる「保健室」を目指して。

大西さんたちはこれからも心の声に耳を傾けます。