夜回りする大人が「相談できる居場所」づくり

若者たちが「安心して相談できる場所」を作りたいと、新たに企画したのが「まちの保健室」プロジェクトです。

この日はメンバーが集まり、初めての会議が行われました。

自立援助ホームスイッチ 中嶋亮太さん(42)「例えば妊娠で時間的猶予がないような子が相談に来た時に、その子をどうするのかつなぎ止めれるのかとか」

「まちの保健室」運用に向け準備

「保健室」をどのように運用していくのか、課題を整理するためデモンストレーションを行いました。やって来たのは、高校1年生と中学3年生の3人組です。

Q起床1時って昼の1時?

中学3年生「夜中です」

Qずっと起きているの?

中学3年生「寝れなくなっちゃって」

高校1年生「友達とのトラブルとかで言い合いとかでイライラする」

Q気になることがあるなって時は普段どうしているんだろう?お父さん、お母さんに相談したりとか?

高校1年生「相談はしてないよ。相談してもふーんで終わるもん。親は興味ないから多分。」

筑紫女学園大学 大西良准教授(45)「保健室はニーズとしてはあるかなと…。自分のことを伝えたいって子はいるかなと感じます」