「経済波及効果も」経済団体は前向き
一方、経営する側は、驚きもある一方で、冷静に受け止めています。
いわき湯本温泉古滝屋・里見喜生社長(9日)「ハワイアンズさんはいわきの宝でもあるし、湯本温泉もハワイアンズさんと一緒に連携しながら温泉地として運営もしているので、そういう意味でも今まで通り一緒にいわきを盛り上げていければいいかなとは思っています」
また、地元の経済団体は、前向きに受け止めています。
いわき商工会議所・小野栄重会頭(10日)「中長期的に生き残る、勝ち残っていくためにも多額の設備投資が必要なわけですが、今回の傘下に入ることによって潤沢な資金が活用できる」
その上で、小野会頭は、今回の判断に、期待も寄せています。
小野会頭「おそらく観光客は増えると思う。いわきに対する経済波及効果は間違いなくこれから出てくると思う」
激変する観光業の中で、生き残りをかけたともいえる今回の判断。常磐興産は、施設のブランドや従業員の雇用は維持される方針だと説明しています。