名古屋・千種区には最大規模の「アクティブライブラリー」を計画

(夏目みな美アナウンサー 去年)
「この千種図書館、だいぶ老朽化が進んでいるのもわかるんですが、実はエレベーターがないんです」

去年取材した名古屋市の「千種図書館」。耐震工事が行われましたが、1968年に建てられたこの図書館にはエレベーターはなく、バリアフリーの設備も十分とは言えません。

名古屋市内各地の図書館を巡っては、市は、老朽化が進んでいることなどを受けて、2017年に「アクティブライブラリー構想」を策定。市内を5つのブロックに分け、「アクティブライブラリー」、「コミュニティライブラリー」、「スマートライブラリー」として、蔵書の種類や規模の異なる3つの図書館を整備する方針を定めました。

このうち、千種区には星ヶ丘に専門的な書籍も揃う最大規模の「アクティブライブラリー」を設ける計画です。市は本を借りて読むだけでなく“市民の交流の拠点”となる場所を整備したい考えです。