■『これは消さなきゃまずい』
山川晶子さん「私は事務室にいて、最初に知らせてもらった時は、私がまず火事の現場を確認しに行って、すぐ消火器を持って走っていた感じでした」

当時を振り返る保育園教諭の山川さん。
現場を見に行き状況を目の当たりにした山川さんは、家の住人に火事ぶれをしようと試みましたが、家の中から返答はありませんでした。
そうこうしている間にも、火はどんどん広がっているようでした。
消火活動を行った 山川晶子さん「笹原さんが最初に見たバチバチ(と音を立てていた)の炎が、今度は下に燃え移ってしまっていて」
「下草が燃えている状況だったので、『これは消さなきゃまずい』と思って、園に消火器を取りに戻った」
消火器を取って再び現場に向かおうとしたその時、黒沼さんに出会います。