■”連携”して消火

消火活動を行った 黒沼聖奈さん「保護者の方としゃべりながら退勤の準備をして、玄関のほうに向かっていたら山川先生が戻ってきて『火事があるからちょっと手伝って』と」

「『電話を持ってきて』と言われたので、事務室に電話を取りに行き、後を追って走っていきました」

山川さんと黒沼さんの連携プレーが始まります。

山川さんは先に現場に向かって消火活動をしていましたが、あとから電話を持って来た黒沼さんにすぐに消火器をバトンタッチ。

山川さんが119番通報をしている間、残りの消火剤が入った消火器で、黒沼さんが消火を続けました。

通報からおよそ10分。

ようやく2人の耳に、消防車のサイレンの音が入って来たと話します。

消火活動を行った 山川晶子さん「そのころには目視では火はなかったので、ちょっと安心はした」