待ち合わせ場所に現れた帽子をかぶった長身の男性。かつてバラエティ番組の「懸賞生活」で一躍人気となり現在はタレントとして活動するなすびさんです。

待ち合わせ中にも観光客からの写真撮影に笑顔で応じていたなすびさん。聞けば、この日まで2泊3日の日程で輪島市門前町での災害ボランティアに参加していたと話します。

観光客の写真撮影に応じるなすびさん

なすびさん「基本的には被災された家からの家財道具を運び出して集積所に運んだり、避難所から仮設住宅への引っ越しのお手伝いをしてた。最初に来たのは3月。それこそ落ちた瓦を運んだり、倒れていたブロック塀をトラックで運べるように砕いて積む作業をした」

福島県出身のなすびさんは、東日本大震災以降、熊本地震や西日本豪雨をはじめ、災害が発生するたびに現地でのボランティア活動に参加しています。

取材に応じるなすびさん

なすびさん「僕は福島県出身だから、東日本大震災の時には日本全国、世界からいろんな形でお世話になっていて、その恩返しをしたいなと。困った時にはお互い様で困っている人がいたら手を差し伸べる。なるべく行ける所にはいろんな被災地を巡っている」

今年も豪雨災害が起きた山形県で災害ボランティア活動に取り組んだほか、能登半島地震でも何度も現地を訪れています。