これから迎えるスキーシーズンを前に、金沢市の医王山スキー場ではリフトが緊急停止し乗客が取り残されたとの想定で救助訓練が行われました。

医王山スキー場では、救助技術の向上や緊急時の連携強化を目指し、毎年スキー場のオープンを前に職員と消防が合同で救助訓練を行っています。

リフトのワイヤーが滑車から外れ、乗客が取り残されているとの想定で行われた訓練。

職員が竿状の救助ポールを使って救出する手順を確認したほか、消防隊員らは高所に残された乗客が安心するよう声をかけながらロープを使って降ろしていきました。

金沢市スポーツ事業団・笹島剛事務局長「係員の指示に従っていただければ安全に救助できますのでそのへんは安心して初心者や親子連れに利用してもらいたい」

医王山スキー場では、リフトの老朽化に加え8月の大雨で斜面が崩れた影響で中級者と上級者用のコースを今シーズン、閉鎖することを決めています。

今年度はファミリーゲレンデのみの営業で25日からオープン予定です。