8月28日、アクロバット飛行で知られる航空自衛隊のブルーインパス(11飛行隊)の拠点、宮城県東松島市にある松島基地で3年ぶりとなる航空祭が開かれた。
航空自衛隊の航空祭は今年度に入って全国各地で再開され、なかにはブルーインパルスが現地に遠征してアクロバット飛行を披露す事もあるが特に松島基地航空祭は他の航空祭とは違う、“垂涎の瞬間”が待っている。航空ファン、マニア、カメラ愛好家が大きな望遠レンズを携えて参加する人も少なくない。

■他の航空祭では展示飛行は1回だが、松島基地では2回、さらに前日にも“1回”
松島基地航空祭のある週末はブルーインパルス好きにはたまらない2日間となる。航空祭は日曜日に開催され、ブルーインパルスは午前中に1回訓練飛行を、そして午後、航空祭の最後に展示飛行を披露してプログラムを締めくくる。
訓練だろうが何だろうが、ファンにとっては展示飛行が2回ある、ということになる。
さらに前日の土曜日に開かれる東松島夏祭りでも、ブルーインパルスが会場上空で展示飛行を行うのが恒例で、基地と会場が近接することもあって、土日で3回アクロバット飛行を鑑賞できる。そんな“垂涎の瞬間”が待っているのだ。