東京都心は気温急降下 不安定な天気いつまで?

時折、雨が降った東京都心。前の日から7℃近く気温が下がり、最高気温は30℃を下回りました。
さらに夜になって…

喜入友浩キャスター
「空気がひんやりとしていて、風が吹くと半袖ですと肌寒く感じます。街には1枚羽織っている人の姿もあります」
「(Q.夏の服装で出てみたら)(外に)出てみたら夜は寒い」
「ここに来て急に涼しくなってきた。ちょうどきょうから羽織り物を着て外出している」
「いつも長袖は持っていってはいる、社内のクーラーも寒いので。でも(外に)羽織って行っても大丈夫かなという感じはした」

朝晩の気温差が大きくなる、これからの季節。心配されるのが、「寒暖差疲労」と呼ばれる体調不良です。専門の医師に聞きました。

せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司院長
「(患者の)8割くらいの人がだるい、倦怠感を訴えてきて、2番目にくるのが冷えの症状、3番目以降が頭痛・肩こり・めまい、気分的な不調が並んでくる」
「寒暖差疲労」は、気温の差が大きくなることで体温を調整する自律神経が乱れ、疲労がたまるものです。患者のおよそ8割が20代から50代の女性で、デスクワークの人が多いそうです。運動不足の人やストレスを抱えている人も自律神経が乱れやすいとのことです。
対策としては…
せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司院長
「首や肩周りが特にガチガチになっていたり、冷えていたり、血流が悪かったりするので、そこだけマッサージや体操をするだけでも、だるさが取れて、寒暖差の不調が改善することが多い」

また、体を冷やさないようにするため、エアコンの温度調整に気をつけるほか、しっかり睡眠をとることなども大切だと話します。
あす、東海から関東甲信では雲が多く、所によっては急な激しい雨や雷雨となる恐れがあります。
東京では最低気温が6月以来となる20℃となる予報です。ただ、金曜日には晴れて、残暑が厳しくなる見込みで、体調管理に注意が必要です。