求肥にまぶす餅米の粉には、従来、食用色素が使っていましたが、江戸時代にはヨモギを使っていたことが分かっています。
このため店では不昧公没後200年の2018年、中国産のヨモギで「復刻若草」を作り、好評でした。

しかし山口周平社長はこれに満足出来なかったといいます。

彩雲堂・山口周平社長
「どういった方が加工しているのかという風な、そういった経緯が全く見えない。顔が見えない原料だったもんですから。このもやもやをいろんな方々に相談した中から、本当に皆様からお力添えを頂いて、今回の『よもぎ若草』という完全形が出来たかなと。」

輸入ヨモギの風味に満足出来ず、山口社長は地元、松江市島根町産のヨモギでより完全な再現に取り組むと決意。
出雲市にある日本茶の会社に協力を求めました。

出雲精茶・岡祐太社長
「25キロあります。結構な数が出来ると伺ってるので。楽しみですね。」

出雲市の出雲精茶、岡祐太社長。
ヨモギの鮮やかな色を保つため苦心したといいます。