”決めきる力”を求めて…

チームで戦術的に相手を攻略するだけではなく、個人でもレベルアップを。そんな滝川選手が昨シーズンから意識的に取り組んできたことが、”筋トレ”だ。

「自分自身、やっぱり背が小さいということものあるので、大きな体の選手に負けないように下半身を強くして、相手よりも一歩早く出るところは意識してトレーニングしていました」

画像提供:アルビレックス新潟レディース


相手よりも一歩早くボールに絡んだり、守備ラインの裏に抜けたり、ドリブルを仕掛けたり… 滝川選手の積極的な動きがさらに輝きを増したのは、普段の筋トレのおかげだったのかもしれない。

さらに昨シーズンはペナルティーエリアの外側からも積極的にゴールを狙う姿勢も目立った。滝川選手は「“感覚”というか、“嗅覚”というか… 無意識の部分でもありますけど」と笑顔で言葉を続けた。

「ペナルティーエリアの外からも狙えて、ゴールの枠に飛ばすことができるということは、自分の中でも成長出来ている部分かなというふうに思っています。ペナルティーエリア内で勝負することは得点を上げるには当然必要なことですが、守備にあうことも多いので、ペナルティーエリアの外からもシュートを打つ、狙う。それを決めきるということは、より重要になってくると思います」