手ごたえを感じた昨シーズン ただ“トップ3”との差は…

アルビレックス新潟レディースは2023−24シーズンのリーグ戦の成績が13勝2分7敗で12チーム中4位。橋川監督が就任し、タイトルが見えたシーズンだった。

ただ、3位の日テレ・東京ベレーザとは勝ち点差が6、優勝した三菱重工浦和レッズレディースとは勝ち点差16と大きく離された。

さらに得失点差を見ると、上位4チームは失点数はそこまで大きく変わらないものの、優勝した三菱重工浦和Lは+38、2位のINAC神戸レオネッサは+27、日テレ・東京ヴェルディベレーザは+29なのに対し、新潟Lは+8となっている。

滝川選手は“トップ3”のチーム(=INAC神戸レオネッサ、三菱重工浦和レッズレディース、日テレ・東京ヴェルディベレーザ)との「決定力の差」を痛感したシーズンだったという。

「トップ3のチームは、少ししかないチャンスでも絶対にものにしてきます。本当に1人1人のレベルがすごく高くて、ボールをつなげるし、ゴール前まで行けるというのもありますが、少ないチャンスでも絶対に掴み切るからこそ、得点力が圧倒的に違いましたし、私たちもそこが課題だと思っていたんですけど…」