石川県が見直しを進める地震や津波の被害想定。
国が、能登半島周辺にある海域活断層の長期評価を公表したことを受け、県は29日、被害想定に使われる9本の断層を選びました。
政府の地震調査委員会は8月2日、兵庫県沖から新潟県沖にかけての海域にある25の活断層について位置や長さ、想定される地震の規模を公表しました。
これを受け、県防災会議の震災対策部会は、県の被害想定に使われる活断層を選びました。

内浦への影響が大きい七尾湾東方断層帯を新たに追加したほか、元日の地震の原因となった能登半島北岸断層帯など、自治体ごとに被害が最大になるように9本の断層を選定しました。