9月の自民党総裁選への出馬を表明した石破元幹事長は27日、派閥の裏金事件を受けて下された議員の処分について「1回決めたものを覆すのはあるべきだと思わない」と話し、総裁になったとしても、党の処分の見直しは行わないとの考えを示しました。
裏金事件への対応をめぐっては、河野デジタル大臣が26日に出馬表明した際、「不記載と同じ金額を返還をしてけじめとするのが良い。けじめがつけば、自民党の候補として国民の審判を総選挙で仰ぐということになる」と訴えるなど、裏金問題に関わった議員への対応が総裁選の争点の一つになっています。
石破氏は裏金問題に関わった議員の選挙での公認について、“一義的には選挙管理委員会などで判断した上で、公認権を持つ総裁が責任を持って決定する”と話しましたが、あくまで、党として新たな処分を行うのではなく、従来の公認のルールに則って決めるものだと強調しています。
注目の記事
忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】

犯人は小6女児「妹が殺された」兄に手渡されたヤフーニュース…「この人たちには頼れない」【佐世保小6同級生殺害事件・前編】

新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】

【独自】「この野郎」「見とけよ、貴様」北九州・中学生2人殺傷事件から1年 捜査1課長(当時)が初めて語った犯人への憎しみと執念の捜査【前編】

東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】












