警備員の注意も無視!フェンスやガードレールによじ登り観覧する人たち

 そして午後7時半、花火大会が始まりました。しかし川沿いの道路からは目の前の土手に阻まれて花火が全部は見えません。
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 すると打ち上げ開始と同時に多くの人が高さ2mほどのブロックを登り始めます。

 (記者リポート)
 「上にあがろうとしていますね。フェンスを乗り越えた方もいますね」
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 観覧エリアを仕切るフェンスにも多くの人がよじ登り非常に危険な状態になっています。

 (警察)
 「危ないから降りてください。危ないから降りてください。そこは観覧するエリアではありません」

 注意を無視したルール違反。数はどんどん増えていきます。

 (記者リポート)
 「(警備員が)注意をしているのですが、その声を無視してどんどん上にあがっていっていますね。すぐ横に警備の方がいらっしゃるんですがその声も無視ですね」
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 (記者リポート)
 「ガードレールによじ登って花火を見る人たちもいます。危ないですね」

 ガードレールのわずかなスペースにのって写真を撮る人の姿も見られました。

 (降りてきた人)
 「(Q危なかったと思うが?)飛び降りていいって言われました。自己責任でいいと言われましたよ」
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 取材班がフェンスによじ登る人たちに声をかけてみると…。

 (記者)「すみませーん!フェンスによじ登ったら危ないので。お兄さん!フェンスによじ登るのはルール違反なんで!」
 (男性)「聞こえないでーす」
 (記者)「聞こえない…」
 (男性)「上は聞こえないでーす」
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 多くのルール違反が続く状況に警備員からは次のような注意がされました。

 (注意をする警備員)
 「来年、淀川花火が中止になる可能性があります。移動してください」

 3年ぶりの開催で盛り上がるあまり多くのルール違反も起きましたが、なんとか大きな事故はなく終わりました。