「新幹線並みの速さでいろんな物が飛ぶ」 特にガラスは注意

南波キャスター:
2018年の台風21号では、かなり被害も多く出ました。

【2018年台風21号 集合住宅で多かった被害箇所】
・ガラス 81.3%
・アンテナ 13.2%
・雨漏り 4.8%
・シャッター 0.7%
※調査:シェアリングテクノロジー 2018年9月初旬 4290件対象

集合住宅の被害箇所の8割がガラスでした。

気象予報士 広瀬駿さん:
そもそも20m/sを超えると、外出が危険な状況になります。

60m/sを時速で換算すると200キロ以上なんです。新幹線並みの速さでいろんな物が飛んで、凶器になり得ます。特にガラスは注意になるかと思います。

井上貴博キャスター:
関西を襲った2018年の台風のときと今回の台風は、数値でいうと風速・大きさ・強さなど、どのあたりが似通っているのでしょうか。

気象予報士 広瀬駿さん:
28日の最大瞬間風速60m(予想)というのは、2018年の台風21号の接近直前のときと似ています。

エリアは違いますが、そういった風が九州南部、奄美地方で吹くおそれがあります。停電被害が長期化するおそれがあり、かなり心配な状況です。