西日本に接近・上陸、日本海に抜けるか本州縦断の可能性も…
次に最新情報(26日午前6時 気象庁発表)から詳しい進路予想図を見ていきます。
強い台風10号は、日本の南を1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいます。
強い台風10号は、26日午前6時には日本の南にあって、1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は980ヘクトパスカル
、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径55キロ以内では
風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心の北東側390キロ以内と南西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風の中心位置を12時間ごとに詳しく見ていきます。
▼12時間後の26日午後6時には奄美市の東の半径65キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されます。予報円の中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

▼24時間後の27日6時には、奄美市の東の半径95キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルが予想されます。予報円の中心から半径200キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
これにより、台風10号は、九州を中心とする西日本に接近・上陸し、日本海に抜けるコースか本州を縦断する可能性があります。それぞれ台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

台風の接近前から本州各地で激しいゲリラ雷雨の降る地域があります。雨の動きをシミュレーションで見ていきます。