店主を支える家族

妻の邦子さんと孫の凪さんも、1ヶ月間店に立ち続けました。

海の家はっちゃん・白井邦子さん:
「ほんとほんと大変です。でもね(孫も)手伝ってくれたから」

孫・凪さん:
「普段会ったりしないので、こういう時でしか顔合わせないので楽しかった。
でも、もっと人が来てくれたら良かった」

妻・邦子さん:
「天候もあったんですけどね。
(Q、昔と比べたら?)全然…やっぱり海離れです」

台風の影響があったとはいえ、かつての賑わいを取り戻すには時間がかかりそうです。

仙台市の担当者は、「台風による閉鎖がなければ、2万人ほど来場が見込まれた。今回の海開きは、一定のニーズはあったと思うが、震災後の『海離れ』の解消やリピーターを増やす取り組みなど、運営の課題を洗い出して検証する」としています。
来年の深沼海水浴場の開設はまだ決まっていませんが、海の家の白井さんは、機会があればまたやりたいと話していました。