命を守る「基本」ができていない

訓練を始めた新人たち。まずは着々と装備を身に着けていきますが…すぐに教官から指摘を受けました。

五嶋大輔教官「やめ!訓練中止!誰が面体(マスク)着装するときに黙って着装するって教わった?やめろ、声が出ていない。戻れ」

自分や仲間の身の安全を確保しながら活動するために最も重要なのが、大きな声を出すこと。その基本ができていませんでした。

五嶋教官「きついから声を出さないのか?」
新人消防士「いいえ」
五嶋教官「どの隊も声が出ていないぞ。ひとりひとりが声を出せ、いいか」
新人消防士「よし」

訓練はやり直しになり、青柳さんも建物の中へ向かいました。