ベガルタ仙台 松井蓮之選手:
急にベンチから蓮之と呼ばれて、準備していない状況でピッチに入るとこになりました。初ダービーでいい試合をしていたので緊張しましたし、本当に試合に入れるのか不安でした。

2点をリードし勝利が見えてきた後半、ゴール前の競り合いでMFの長澤選手が頭部を負傷。スタジアムも騒然とする中、負傷退場を余儀なくされた長澤選手に代わって急遽ピッチに入ったのが松井選手でした。

ベガルタ仙台 松井蓮之選手:
(試合中は)頭をクリアにして自分の良さを出そうと思っていました。

残り時間はおよそ20分、1つのミスが命とりとなるシビアな状況で松井選手は安定したプレーを見せ、試合を落ち着かせます。そして試合はそのまま終了。アクシデントを乗り越え、チーム全員で掴み取ったダービー勝利。試合後には治療を終えた長澤選手とも喜びを分かち合いました。