(玉山うるおいイチゴ園 園長 菊地潤さん)
「冬のイチゴは寒い中でもハウス内を25度ぐらいに保たなければならない。
そうなると暖房費がすごくかかってしまう。今は原油価格も高騰していますし
暖房を使わずに栽培が可能な夏イチゴの栽培を選択しました」

夏イチゴが収穫できるのは7月から10月のおよそ4か月間。
最盛期には一日に120キロの収穫があります。

しかし…
(2024年7月26日のニュースより)
(奥村キャスター レポ)
「真っ赤な夏イチゴが実ったハウスの中です。浸水してしまっています。水の深さは足首ぐらいまできています」
出荷のピークを迎えた7月下旬、秋田や山形に大きな被害をもたらした大雨の影響でハウス2棟が浸水しました。

(玉山うるおいイチゴ園 菊地潤さん)
「きょう分の出荷でだいたい100キロぐらいを考えていたが、これだと作業にならないので、お客様に謝る形でお断りしてある分だけお配りする」
水が引いた後、ハウス内の片付けなどをして、再び収穫ができたのは3日後。
収穫期を過ぎてしまったイチゴを廃棄したり、収穫スケジュールがずれたりするなどの被害がありましたが、イチゴは新しい実をつけて現在は順調に収穫・出荷が行われています。