秋田県横手市の河川敷で22日午後、秋田県では初めて、全国4例目となる緊急銃猟が実施されました。
緊急銃猟が実施されたのは、横手市中心部の横手川にかかる蛇の崎橋付近の河川敷です。横手市によりますと21日、この近くにある寺の敷地内にクマがいるのが確認され警察や市が警戒していました。22日の朝に親子とみられる3頭のクマが付近を徘徊し、河川敷から動かなくなったため、市長の指示のもと緊急銃猟が実施されました。
緊急銃猟に基づく発砲は、午後2時45分ごろで弾は3頭に命中したということです。その後、クマが動く様子は確認されていませんが、日没となったため、安全に配慮し市は23日にマの様子を確認することにしています。
この河川敷の周辺ではクマの親子の目撃が相次いでいて近くには学校や保育園があり、22日は休校の措置がとられた小学校もありました。
市は今回の緊急銃猟について、子どもの通行も多い場所で危険な状態と判断したと説明しています。秋田県での緊急銃猟はこれが初めてで、全国では仙台市、群馬県昭和村、新潟県魚沼市に次いで4例目です。
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