かつては全国平均を下回っていた沖縄の家賃相場は今や、一部では大都市圏と肩を並べる水準に。目まぐるしいスピードで高騰していく住居費は、県民の生活を圧迫する状況を起こしています。

東京の高騰と連動する地価 過剰になれば県民生活を圧迫

▽県不動産鑑定士協会 高平光一会長
「沖縄は昔は、東京などの地価の動向に数年遅れて反映される傾向が強かったんですが、リーマンショックの頃あたりからタイムリーに類似する傾向がある」「東京が上昇しているうちは沖縄も比較的上昇傾向が強いというか、そういう相関関係は少しありそうですね」

沖縄の“不動産バブル”はいつまでー

沖縄の不動産バブルはいつまで続くのかー

値上がりを続ける地価を背景にした住居費の高騰と、県民140万人の暮らしの間には大きな溝が広がっています。(取材 片野達朗)