約100年から150年「周期」で大地震

もう一つ注目すべき点が地震の周期です。南海トラフを震源とする地震は、約100年から150年間隔で起きています。

過去の南海トラフ地震
1361年 正平地震
1498年 明応地震
1605年 慶長地震
1707年 宝永地震
1854年 安政東海地震・安政南海地震 ※半割れ
1944年 昭和東南海地震 ※半割れ
1946年 昭和南海地震
→約100年~150年間隔

直近の地震から78年経っており、政府の地震調査委員会は、今後30年以内にM8から9の地震が起きる確率を、「70%から80%」と試算しています。

8月8日(木)の地震は、想定震源域の西の端で起きたもので、「半割れ」よりも規模が小さい「一部割れ」と判断されています。