大型のハエだったら?「赤痢やチフス、O-157を媒介する可能性があると…」

──実は自分も、コバエが止まった料理を「ええい、ままよ」と口にしたことがあります。捨てることへの罪悪感と、もったいなさが勝ったといいますか…。幸い、それでお腹を壊すことはありませんでした。

「食べてから数時間や1日経っても問題なければ、コバエの影響はなかったということになるでしょう。結果論になってしまうのですが…」

──仮にコバエではなく、大型のハエだとリスクは変わってきますか?

「イエバエやクロバエといった大型のハエは、赤痢やチフス、O-157を媒介する可能性があると昔からいわれています。コバエより口吻が大きい分、持っているバクテリアの数も違うとは思うのですが、明らかにハエが原因で食中毒を発症したという文献は存じ上げません。

いずれにしてもコバエ同様、料理に止まった瞬間に細菌が移行し、そのまま汚染させてしまうことはありうる話です。

あとは体長が大きければ、それだけで不快感の要因になりますよね」