大人気「300系」の向こうにチラリと見えたのは。。。

そして前年デビューしたばかりの「300系のぞみ号」も車庫にお目見えし、こちらには長蛇の列が出来ていました【画像⑨】。

意外にも子どもたちばかりでなく、地元から来たとみられる、鉄道ファンではなさそうな地元の人たちの姿も多く見られます。当時は「のぞみ」という存在が、それだけ注目されていたのかも知れません。

【画像⑨】当時(1994年)300系は「新参者」

このイベントでは、「のぞみ号」の運転席にも座れるとあって、長蛇の列が出来ていました。確かに「運転席の扉から中に入る」という体験は、普段は絶対に出来ません【画像⑩】。

【画像⑩】運転席の扉から中に入ります

その運転席から眺める景色。。。去年、筆者が新幹線まつりに娘を連れて訪れたときと、何一つ変わっていません【画像⑪】。変わったのは、左前方にうっすら見える県立大安寺高校が、30年経ったいまは中高一貫校になったくらいでしょうか。

【画像⑪】左奥には県立大安寺高校 現在は中高一貫校に

そして、運転席のサイドを見てみると。。。何だこれ?!「紫色の謎の頭」が見えるではありませんか【画像⑫】。まるでクジラのようなフォルム、そして新幹線では見たことがない「パープル」一色です。

子どもたちも、背中で「なにかね、あれは?」と語っているようにもみえます。この子たちも、今はおそらく40歳くらいでしょうか。

【画像⑫】「な、なに、あの紫ヘッド」