注意が呼びかけられるエリアは、北海道から千葉県にかけての7道県、計182の市町村。これらの地域では巨大地震が発生した場合に震度6弱以上の非常に強い揺れかあるいは高さ3m以上の巨大津波が想定されていますのでこれに対する注意を呼びかけるということになります。

この情報が発表される頻度は⁉

福島隆史さん:
まず押さえておきたいのは、あくまでも注意を促すという情報なので、この段階では、国も自治体も住民に対してただちに避難を呼びかけたりはしないんですね。
過去の統計では、マグニチュード7以上の地震が発生してから1週間以内にマグニチュード8以上の大地震が発生した例というのは実は100回に1回程度しかありません。
この情報が発表される頻度なんですけれども、おおむね2年数か月に1回という頻度です。この情報の運用が始まってから、もう既に1年数ヶ月が経ちましたから、今年中にこの情報の第1号が発表されてもなんら不思議ではないわけです。

青森県では28の市町村に発表される可能性があること、過剰に恐れる必要はないんですけれども、実際に発表された場合には、日頃からの地震の備えを再確認しつついざというときには、ためらわずに身を守る避難行動をとるというようなことを覚えておいていただきたいと思います。