空の便にも影響、南海トラフ「巨大地震注意」
小川彩佳キャスター:
改めて再確認をしていただけたらと思います。そして宮崎に喜入キャスターが入りました。今どんな状況でしょうか?

喜入友浩キャスター:
震度5強を観測した宮崎空港です。先ほど羽田からの最終便が到着したという状況です。我々もその便に乗っていましたが、迎えに来た方で、先ほどこの辺りはごった返していました。これほどまで混雑することは普段ないということです。
飛行機は2時間ほど遅れての到着となりました。ただこの時間はバスも電車もないということで、出発前から到着後の交通手段を確保するよう呼びかけがありました。
迎えに来た方に話を伺いますと、大きな横揺れを感じたといいます。すぐさま職場の机にしがみついたんですけれども、その机ごと動いてしまい、なかなか体が安定することはなかったという話をしていました。
また、山の方に住んでいたということで、空港に来るまで道路の状況を確認しながら非常に不安を感じたということを話していました。
この宮崎空港というのは、かなり海に近い場所にあります。空港職員の方によりますと、津波注意報が出たときには、お客さんが自主的に2階以上に避難をして、特に混乱した様子はなかったということなんですけれども、その後スマートフォンや空港にあるテレビなどで情報収集するのに少し時間がかかったということをお話しされていました。
9日以降も揺れに備えて不安の声が聞かれる宮崎空港です。