「南海トラフ地震臨時情報」の「巨大地震注意」が発表されましたが、具体的にどのような備えが必要なのでしょうか?
今できる備えは? 南海トラフ「巨大地震注意」

藤森祥平キャスター:
これは内閣府の発表ですが、例えば▼対象地域の方は家族の所在を把握できる状態にしましょう。それから、▼非常用袋やヘルメットを準備できているかどうかの確認、さらには▼寝るときに枕元に靴があると良いでしょう。

TBS 福島隆史 解説委員(災害担当):
いま夏休み中なので、たまたま旅行先が南海トラフ沿いっていう方もいらっしゃると思うんですね。そうすると、土地勘がないので、いざっていう時にどこに逃げたらいいのかわからない、どういうルートを取って逃げたらいいのかわからないという方がいると思いますので、できれば地震と津波のハザードマップ、地元でどういうものが出ているのかを確認していただいて、もう頭の体操です。
もしここで新たに地震が起きたら、津波が来ることになったら、どこに逃げたらいいのかっていうのは想定しておいていただきたいと思います。
藤森祥平キャスター:
海に遊びに行くな、近づくな、ではなくて、そういうことを想定すれば、出かけてもいいんじゃないかと。
TBS 福島隆史 解説委員(災害担当):
そうですね、記者会見でも評価検討会の平田会長は、そういった、いざというときにすぐに逃げられるような体制を整えて、逃げる場所とかを明確にしておけば、海水浴などに行くことは何ら問題ないだろうというふうに言っていました。
藤森祥平キャスター:
夏休みで、お盆前で、3連休ですもんね。
小川彩佳キャスター:
猛暑の中での防災対策ということになりますから、そうしたことも頭に入れて、行動をイメージするということですね。
筑波大学 八木勇治 教授:
そうですね。これを機に防災に対する意識、イメージを膨らませておくことが重要だと思います。