自主避難所でも世代をこえて…担い手不足で幕を下ろした“砂取節”

砂取節まつり実行委員会・南方治 委員長「皆さん、いま避難しているけど、『元気で帰ってきて、また会おうね。再会してお互いに会話しながら楽しみましょう』というコンセプトでやろうじゃないか。地震で海底が隆起し、砂浜ががこれまでの3倍くらいの広さになった。浜で踊れるなら、まつりをやってもいいんじゃないかと」

その後、ボランティアに来ていた鎌倉市の若者たちも踊りを覚え、地元のまつりで披露するなど、世代を問わず人を「つなぐ」力があるのが砂取節です。

地元を離れている住民もまつりがあれば戻ってきてくれるかもしれない。
南方さんは2次避難をしている人にもSNSを使って情報を発信し、参加を呼びかけます。

南方治 実行委委員長「地震で大変な目にあったけど、また元気で頑張っているよ、ということを住民の皆さんといっしょになって再会を楽しみたい」