「教える」ではなく「一緒に勉強する」

この日はデモンストレーションとして不登校の中学1年生ひいろさんが参加し、ふたりが考えたアイデアを見せてくれました。

高田優菜さん「中学生になってから久しぶりだけどどう?最近元気にしてる?うんいい感じ?そしたらじゃあ、きょうも勉強始めていこうかなと思います。きょうはどのくらいできそう?」

このサービスは塾や家庭教師のように何かを教えるのではなく、オンライン上で一緒に勉強するというものです。

コンテストでは、1時間の勉強を月12回行い月額3980円と設定しました。
高田優菜さん「お疲れ・・・どう?集中出来てた?」

ひいろさん「一人でやるよりは、一人じゃないからみんなでやっている感じがするから集中できます。勉強する時間も増えました。」

実は高田さんと梅津さんも過去に不登校の経験があります。
梅津さんは、小学校で学校に行けなくなり、フリースクールに通いました。

梅津音々さん「私たちが不登校だった時に何が困ったかなっていうのを考えたら、やっぱり学習っていうところに、自分ではなかなか手がつけられなくて困ったっていう課題が2人共通であったので、やっぱりそこにフォーカスしたいなっていうのはありました。」

2人は当時のことを思い出しながら、企画のキーワードを出しあったり、ビジネスとしての収支を計算したりして企画案をまとめていきました。