滋賀学園が綾羽を完封!15年ぶり優勝

 そのほかの近畿各地区の大会、7月27日(土)に行われた滋賀大会決勝では、滋賀学園の脇本耀士投手が好投、準決勝で近江投手陣を打ち崩した綾羽を寄せ付けず5対0と完封勝利。滋賀学園を15年ぶりの優勝に導きました。

 センバツ大会に出場した2校の対決となった京都の決勝では、春の近畿大会を制した京都国際が、序盤から京都外大西の好投手・田中遥音選手を攻略、2回までに8点を奪って試合の流れを決定づけました。後半にも得点を加えた京都国際、このリードをエース中崎琉生投手が落ち着いて守り抜いて14対3と勝利して、2年ぶり3回目の夏の甲子園大会出場を決めました。

 奈良では、準々決勝でライバル天理に競り勝った智辯学園が、前半は、直実に得点を積み重ねて5対0とリードを奪います。しかし、後半に入ると奈良大付が反撃。6回に、4本ヒットを集めて3点を返すと、8回にもタイムリー内野安打で1点を返して5対4と1点差に詰め寄ります。粘る奈良大付は9回、代打攻勢を試みますが、あと一歩及びませんでした。エース田近楓雅投手が10安打も許しながらも、粘り強く投げ切った智辯学園が、2年連続22回目の優勝を果たしました。